NTTドコモは25日、東京大学と共同で、遠隔地の参加者をオンラインでつなぐグループワーク「gaccatz(ガッカツ)」のトライアルを行うことを発表した。10月24日に実施の予定。 「gaccatz」は、WebRTC技術を活用し、大規模な集合研修をオンラインで開催できる仕組み。最大1000人規模の講義やグループワークが可能だ。受講者は、音声やテキストチャットでコミュニケーションを使いつつ、講師が出す課題にグループで取り組む形となる。講師は、個別グループとコミュニケーションをとったり、任意グループのコミュニケーション内容を受講者全員に配信することが可能。 本トライアルは、ドコモと東京大学が2013年から取り組んでいる「MOOCを活用した反転学習に関する共同研究(FLIT)」の取り組みの一環とのこと。 大規模公開オンライン講座(MOOC)サービス「gacco(ガッコ)」の「日本中世の自由と平等」(東京大学)受講者を対象に、遠隔地にいる参加者同士がオンライン上でリアルタイムにグループワークなどの応用課題に取り組む。なおトライアル参加者300人の募集は同日より開始されている。