国際宇宙ステーション(ISS)に1年半滞在し、世界初の宇宙での会話実験を行ったロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」。8月22日から27日の期間、日本科学未来館にて特別公開され、23日には開発者によるトークイベントも予定されている。 KIROBOは2013年8月からISSに滞在し、2015年2月に地球に帰還したロボット宇宙飛行士。ISS滞在中には、若田宇宙飛行士と会話実験を実施するなど、人とロボットがともに暮らす未来に向けた研究を行ってきた。今回の特別公開は、トヨタ自動車、ロボ・ガレージ、東京大学先端科学技術研究センター、電通による「きぼうロボットプロジェクト」が主催している。 特別公開ではKIROBOのほか、バックアップクルーのMIRATA、開発にまつわるアイテムなどが展示される。KIROBOぬりえコーナーや、音声合成ソフトを使ったKIROBOの声の作成を体験できるコーナーが設けられる。 8月23日には、開発者であるトヨタ自動車の片岡氏、東京大学特任准教授でありロボ・ガレージのロボットクリエイター高橋氏、電通の西嶋氏によるトークイベントを開催する。参加費は無料で、定員は80名のため当日の午前10時から整理券が配布される。トークイベント終了後、希望者はKIROBOとの記念撮影ができるため、カメラ持参での参加がお勧めだという。◆ロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」特別公開開催期間:8月22日(土)~27日(木)開催場所:日本科学未来館7階 ドームシアター前参加費:無料(入館料は別途必要)【トークイベント】開催日時:8月23日(日)15:15~16:20開催場所:日本科学未来館7階 イノベーションホール定員:80名参加費:無料(入館料は別途必要)参加方法:当日の10:00からイノベーションホール入口にて整理券を配布(先着順)