JR西日本は8月7日、、能登半島の七尾線方面で運行する観光列車『花嫁のれん』の運行計画を発表した。JRの大型観光キャンペーン「北陸デスティネーションキャンペーン(北陸DC)」にあわせ、10月3日から運行を開始する。『花嫁のれん』は、キハ40系気動車のキハ48形改造車2両編成で運行する、金沢(金沢市)~和倉温泉(石川県七尾市)間の特急列車。車体は「和と美」を表現し、北陸の伝統工芸である輪島塗や加賀友禅をイメージしたデザインにする。1号車は半個室タイプの座席のほか物販スペースを設置。2号車はイベントスペースを中心に座席を配置する。当面の運行日は、原則として10月3日から2016年2月28日までの土曜・休日。12月29日までは北陸DCの実施に伴い月・火・金曜日も運行する。ただし12月8日は運行せず、2016年2月12月は運行する。運行本数は1日2往復で、『花嫁のれん1号』が金沢10時15分発~和倉温泉11時37分着、『2号』が和倉温泉12時07分発~金沢13時21分着、『3号』が金沢14時15分発~和倉温泉15時32分着、『4号』が和倉温泉16時30分発~金沢17時53分着になる。座席は全て指定席で、運賃や料金は七尾線で運行されている他の特急列車と同じ扱いになる。このうち『1号』は、和倉温泉駅で北陸鉄道の能登半島定期観光バス『のと恋路号』との接続を図る。巡回時刻は和倉温泉駅11時55分発~和倉温泉駅17時20分頃着~和倉温泉バスターミナル17時25分頃着。恋路海岸や輪島キリコ会館などを巡る。