本日7日発売の「文藝春秋」9月号は、「芥川賞発表号」とし受賞作品の又吉直樹著「火花」、羽田圭介著「スクラップ・アンド・ビルド」の全文掲載のほか、両名のインタビューを掲載している。また、同日発売の「文學界」では、又吉の芥川賞受賞後初となる原稿が掲載される。 「文藝春秋」9月号では、第153芥川賞受賞作品の「火花」、「スクラップ・アンド・ビルド」の全文掲載と、作者である又吉と羽田の、初めて読んだ芥川賞作品の思い出などを1時間にわたり語ったロングインタビューを掲載する。また、第153芥川賞における選考委員9名の選評も掲載される。 そして「文學界」9月号は、初版で通常号の2倍となる2万部を発行する予定だったが、又吉の最新原稿が掲載されることで注目されさらに1万部を増刷している。掲載される又吉の最新作は「芥川龍之介への手紙」。芥川へ送る手紙のように、又吉が制作へかける思いを綴っている。