米Evernoteは現地時間21日、同社創業者で現CEOのフィル・リービン氏がCEOを退任し、会長職となることを発表した。新CEOには、元Googleのクリス・オニール氏が就任し、来週より新体制に移行する。 クリス・オニール氏は、約10年間Google社に所属。Googleカナダ支社の責任者、「Google X」のグローバル事業本部長など、さまざまな事業を手掛けてきた。 フィル・リービン氏は、同氏を招聘した理由について、「私たちは、この業界を支配する巨大企業と真っ向勝負できる会社にならなければなりません。そこで私たちは、Evernoteをそのような会社に成長させ、(いずれは)数千人もの優秀な社員を1つにまとめあげられる、これまでよりも大きな規模で会社を率いるのにもっともふさわしいCEOを探してきました。そして、クリスこそがその人物であると信じています」と説明。「これからが本当に楽しみです。クリス・オニール氏をチームの一員として迎え入れることを大変嬉しく思います」とのコメントを寄せている。