グラスフィアジャパンは24日、高画質フルハイビジョン監視カメラの「HD-TVI」規格を採用したフルハイビジョンカメラシステムに、最大500mまで同軸ケーブル(5C-2V)で電源重畳ができる、「HD-TVI/HD-CVIフルハイビジョン"ワンケーブルカメラ"シリーズ」を、追加発売したことを発表した。 「HD-TVI」は既存同軸ケーブルで最大500mまで1080ピクセルのフルハイビジョン映像伝送ができる規格で、従来型のアナログカメラと「HD-TVIカメラシステム」を一つのシステム上で混在利用する事が可能となっている。 電源をカメラ付近に用意する事ができず、録画機器設置場所から100mを超える配線距離がある現場では、従来はアナログの低画質の監視カメラしか選択肢がなかったが、今回の製品を用いることでフルハイビジョン化を容易としている。 同社のHD-TVI/HD-CVIフルハイビジョンワンケーブルカメラ主要モデルは、ボックス型、バレット型、ドーム型IRカメラを用意しており、全てカメラ側ワンケーブル基板を本体に内蔵することで、施工性とメンテナンス性を向上させている。4ch/8chのカメラ専用電源ユニットも用意されている。 なお、本シリーズは、HD-TVIに対応したモデルと、HD-CVIに対応したモデルをラインナップしている。