お笑いコンビ・ピースの又吉直樹の初の小説『火花』が、再び注目を集めている。先日発表された芥川賞ノミネートが話題となり、本日発表された6/29付オリコン週刊“本”ランキング(集計期間:6/15~6/21)では、先週付の15位からなんと1位に返り咲いた。 5月発表された『第28回三島由紀夫賞』では、受賞作の上田岳弘氏『私の恋人』と「僅差」で競り、惜しくも受賞を逃したが、今回第153回芥川賞(7月16日選考会開催)の候補作品となったことで再び話題に。 また、今月1日に発表された「オリコン2015年上半期“本”ランキング」でも、芸人執筆小説としては初の文芸・小説部門1位を獲得したほか、同BOOK部門で小説唯一のTOP10入りを果たすなど、2015年上半期を代表するヒット作となっている。