地域の素材を活かしながら地元の活性化を図る、ビジネスを起業する。そんな姿が注目されている。筆者も自ら起業して成功している人を数人取材してきたが、彼らに共通しているのは儲けるために仕事をしているのではなく、自分の理想を実現するのため、好きなことのためにビジネスを行っている点だ。 月刊誌「ソトコト」では「地方で起業するローカルベンチャー」を特集。瀬戸内の島である大崎下島で昔の船宿を使ってビジネスをする人、ローカルジャーナリスト、九十九里でピーナッツバターを作る人など個性豊かな仕事を紹介している。 表紙はベンチャーで有名になった地域、西栗倉・森の学校となっている。