汗ばむ季節になった。他人のニオイを意識する距離は、20~30代の女子は30cmでもっとも気にしている。20代男子の5人に1人は机越しでもクンクンしていることがわかった。グループでの自分撮りなど他人と密着するシーンもあるが……。 制汗デオドラント「デオナチュレ」を発売するシービックが実施した調査によると、自分の身だしなみで一番気になるのが「口臭」(30.8%)、次いで「汗臭さ」(29.3%)、「足のニオイ」(13.9%)と、1~3位がすべてニオイ関連に集中した。 体臭を気にする距離がどれくらいかを調べたところ、もっとも多かったのが30cmで、約6割がこの距離で相手の体臭が気になる。女性に限ると、約7割が30cmで他人の体臭が気になると回答した。 30cmがどれぐらいの距離かというと、電車で隣に座って話すぐらいの距離だ。電車のほかにもエレベーター内など、日常生活の中で他人と30cm以内に接近するシーンは意外と多い。 男性は他人の体臭を意識しないかというとそうでもなく、20代男子で、50cmの距離で気になるという人が約2割いる。50cmはカフェで机を挟んで話すぐらいの距離。5人に1人が机越しでも他人のニオイを気にしているのだ。 調査の実施は3月28日。対象者は首都圏在住で23区内に勤めがある、20~30代男女各104名。調査方法はインターネット。