ヤマハとイオンモールは23日、イオンモールが展開するショッピングモールにおいて、ヤマハが開発したシステム「おもてなしガイド」を活用するという実証実験「イオンモール×ヤマハSoundUD化プロジェクト」を発表した。 ヤマハの「おもてなしガイド」は、音声情報をもとに、インターネットやWi-Fi環境がなくても文字情報をスマホに表示できるシステムだ。「イオンモール×ヤマハSoundUD化プロジェクト」では、“アナウンス音声のユニバーサルデザイン化”をテーマに、イオンモールの館内アナウンスに「おもてなしガイド」を導入。これにより、ネット接続していなくても、店内アナウンスの内容を手元のスマホに多言語表示できるという。そのため、日本語のアナウンス音声を理解することが難しい外国人、高齢者、聴覚障がい者などでも情報が確認可能となる見込みだ。 「おもてなしガイド」アプリは、iOS 7.0以降対応で無償ダウンロード可能。Android版も7月に配信予定。対応言語は、幕張新都心店が日本語/英語/中国語、成田店が日本語/英語/中国語/韓国語/タイ語となる。 イオンモール幕張新都心、イオンモール成田の2店舗にて、5月1日から9月末までの約5か月間にわたり実施する。アプリを事前にダウンロードすれば誰でも利用できる。実験後は、参加者からの声をもとに、「おもてなしガイド」のサービス本格化に向けた機能追加や使い勝手の向上を行う。
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