アビーは22日、ハイレゾ音源に対応した本格オーディオPC「ADIVA K1」、「ADIVA K10」の2機種を発売した。日本オーディオ協会の厳正なハイレゾ定義に準拠し、初めて「ハイレゾロゴ」を付与されたハイレゾPC。 「ADIVA K1」、「ADIVA K10」はスペックの違うPCで、上位モデルの「ADIVA K10」にはオンキヨー製DAC「DAC-1000(S)」が付属する。それぞれオンキョー製スピーカー有無の2種類がラインナップ。価格は「ADIVA K1」のスピーカーありが179,800円、なしモデルが159,800円。上位モデル「ADIVA K10」のスピーカーありが259,800円、なしモデルが229,800円(いずれも税別)。 独自のメディアプレーヤー「foobar2000」は、アップサンプリングする独自機能「DiMO (ダイモ) 」を搭載。CDやMP3など、圧縮された音源をハイレゾ相当の高解像度音源に変えて再生する。また、アップサンプリングによって音質を高めた楽曲をデータ保存し、ポータブルプレーヤーやディスクプレーヤーで聴くことも可能だ。再生対応フォーマットはFLAC、MP3、WAV、ALAC、AIFF、TAK、TTA、APEで、DSD64(2.8MHz)、DSD128(5.6MHz)、DSD256(11.2MHz)といったDSD音源もカバーする。 同社では、本格オーディオシステムのような機器の難しい組み合わせも、複雑なケーブル配線もない、一般的なデスクトップPCでのハイクオリティなサウンドを楽しめるとしている。 「ADIVA K1」は、OSがWindows 8.1 Update(64bit)、プロセッサがデュアルコアのAMD E1-2100 APU(1GHz)、メモリ4GB、ストレージ256GB SSDで、サウンドカードにはオンキヨーの「SE-90PCI」が搭載される。インターフェイスは、USB 3.0×2、USB 2.0×4、HDMI出力、ミニD-Sub15ピンなどで、本体サイズは幅215mm×奥行290.5mm×高さ106.3mm、重量は約3.1kg。 「ADIVA K10」は、OSがWindows 8.1 Update(64bit)、プロセッサがデュアルコアのCeleron J1900(2GHz)、メモリ4GB、ストレージ256GB SSDで、オンキヨー製DAC「DAC-1000(S)」が付属する。インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、HDMI出力、HDMI出力、ミニD-Sub15ピンなど。
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