ネットカムシステムズは1日、小中規模のネットワーク監視カメラ用録画装置「KxView Recorder」を発売した。 同社の防犯カメラ(監視カメラ)システム用録画ソフトウェア「KxViewPro」を、汎用NASに搭載した一体型録画装置となっており、アイ・オー・データ機器の特定用途向け組み込みサーバー「HDL-Z2WECシリーズ」に搭載した製品として展開する。 「KxView recorder」は、Windows Embedded Standard 7で動作する汎用NAS「HDL-Z2WECシリーズ」上に「KxViewPro」を組み込んだもので、従来のNVR製品と比べて構成がシンプルとなり、コストダウンを実現している。カメラ4台用で2TB/4TBモデル、9台用で2TB/4TBモデル、16台用で2TB/4TBモデルをそれぞれ展開し、他にも6TB/8TBモデルへの対応も可能とのこと。 録画ソフトウェアがインストール済みのため、簡単な設定だけですぐに録画運用を開始することができる。NAS用HDD「WD Red」を採用しており、ハードウェアはアイ・オー・データによる3年間保証、ソフトウェアも同様に3年間保証する。 価格はカメラ4台用の容量2TBモデルで230,000円。カメラ16台用の容量4TBモデルで436,500円など、多くのラインナップを揃えている。なお、16社250機種以上の監視カメラに対応している。