MMD研究所は23日、2015年3月最新時点の「タブレット端末に関する利用動向調査」の結果を発表した。調査期間は2015年3月5日~7日で、タブレット端末を所有する20歳以上の男女1,108人から回答を得た。 まず全員を対象に、「タブレット端末の利用頻度」を聞いたところ、「ほぼ毎日」54.1%、「週4~5回」14.7%、「週2~3回」11.8%、「週1回程度」8.5%とだった。合計で見ると、「週1回以上」の利用者は9割近くとなっている。 次に「タブレットの持ち歩き」について聞くと、「よく携帯している」32.4%、「たまに携帯している」23.7%で、過半数となる56.1%が、かなりの頻度で持ち歩きしていた。年代別では、20代の43.1%、30代の36.6%が「よく携帯している」と回答するなど、高い割合を示した。 具体的に、「利用しているアプリのジャンル」(毎日~週1回程度、または定期的)について全員に聞くと、最も利用が多かったのは「動画」45.8%。以下、「天気」「ニュース」がともに35.3%で続いた。一方で、「よくタブレット端末を持ち歩いている」359人に、「利用しているアプリのジャンル」を聞くと、「動画」57.9%が1位なのは同じだったが、2位「SNS」49.3%、3位「ゲーム」45.4%と、異なる傾向が現れた。