米国の一部で始まっている1Gbps の光固定通信サービス「グーグルファイバー」。ここオースティンでも昨年12月からサービスインしている。 そもそもSXSWが開催される都市ともあって起業家も多く、比較的小さい企業も多いらしいオースティンで、それなりのポーションが見込めると判断してのことらしい。しかし通信事業を行うということはその州、都市での認可が必要なため、比較的寛容だったということだろうか。 そのグーグルファイバーがSXSWの会期に合わせ特設ブースを設置している。■サービスは安い? オースティンで展開されているグーグルファイバーの価格は月70ドル、動画サービスとのセットで月130ドルという価格。高いような安いような判断が難しい価格だが、その分高速回線を保証し、さらに1TBのストレージサービスもついているので、その価値をわかる人が対象だ。企業向けが中心だが、オースティンのいくつかのアパートでも導入済みだという。 最大の特徴はベーシックインターネットプランが無料で提供されていること。最大5Mbpsのダウンロード、1MbpsのアップロードでADSL並みだが、無料であるが故、今までインターネットから離れているような人々に対してもインターネット利用を促進できるのではないだろうか。また街中に無料のホットスポットも完備。場所こそ少ないが、会場では当然利用でき、非常に快適な通信環境であった。■クラウドゲーミングを大々的にアピール コンソール機を必要としないクラウドゲーミングでは高度な画像処理をクラウド上で行うため通信環境が要となる。グーグルファイバーはそんなクラウドゲーミングをスムーズに行えることを強くアピールしていた。パートナーである神羅テクノロジーズの紹介しているゲームは3D且つ720度全方位で、画像を動かす様子はかなりスムーズだった。
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