楽天は19日、米OverDrive Holdings, Inc.を完全子会社化することを発表した。発行済み全株式を約4.1億米ドル(約493.9億円)で取得する。買収完了は2015年4月の予定。 米OverDrive HDの事業会社であるOverDriveは、図書館向けに、電子書籍やオーディオブックなどの貸し出しをサポートするサービス「OverDrive」を米国で展開している。OverDriveがデジタルコンテンツを提供・運用する企業と複数年契約を結び、さまざまなコンテンツを“レンタル形式”で一般ユーザーに提供するというモデルを展開している。 「OverDrive」は、米国、カナダ、英国などを含む約50カ国で、250万以上のタイトルを取り扱い、3万超の施設にサービスを提供。ユーザーは、貸出IDを使って「OverDrive」にアクセスすることで、電子書籍などをレンタルできる。貸出期間終了後は利用できなくなる。 楽天は、2012年にKoboを参加に収めて以降、電子書籍サービスに注力している。今回のOverDrive買収は、電子書籍基盤の拡大が狙いとみられる。
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