TwitterやFoursquareを産み出してきたアメリカ、オースティンで毎年3月に開催されるSXSW(サウス バイ サウスウエスト)インタラクティブ。今年も現地時間13日に開幕した。 日本からの参加者も年々増加し、非常に注目が高まっている。特に今年は3日目から開催されるトレードショーへの日本からの参加が例年以上に多く、大きく盛り上がることが予想される。日本でもその内容についてはいろいろと語られているが、参加者の立場、注目テーマによって感想が異なるところが面白い。 そんなSXSWの開催に際して、テクニカルライターとして5つのポイントを挙げてみる。 ■IoT 今年のCES、MWCと世界的な展示会のメインテーマであったIoT。もちろんSXSWでも重要なテーマとなっている。IoTをテーマに約70のセッションがあるというから驚きだ。家電メーカーのフィリップスがメインスポンサーに名を連ねているのもそのためだろう。 ■ヘルスケア 今年からヘルスケアをテーマに絞ったイベント内イベントSX Health and MedTech Expoが行われる。IoTやウェアラブルなどで最も真っ先に成長を見込まれる分野でもあるが故、本テーマのみで構成された展開が行われるのも納得がいく。 ■自動運転カー 自動運転カーに関するセッションも多数行われ、それぞれ人気が高いようだ。最も積極的な国のイメージが強いアメリカで、どのような方向に向かっていくのか、こちらも期待度が高まる。 ■ロボット ロボットをテーマにしたセッションが人気だ。ソフトバンクのPepperなど具体的な話の出来るロボットの登場もあるので期待値は高まっていると思われる。 ■デザイン テクノロジー分野では其処彼処でイノベーションという言葉を聞き、特にアメリカはイノベーションが国策にもなっている国だが、その中でデザインというキーワードが出てきている。見た目だけでなく、より生活の中で機能的で心地よく、そして文化に根差すということ。特に初日のキーノートはこれがテーマであり、皆の意識が集まると思われる。 あくまでも筆者の予測ではあるが、当たらずとも遠からずだろう。SXSWに注目している読者は参考にしていただきたい。
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