----14:00 金沢駅 到着
金沢駅
新幹線の開通により、東京から金沢までを直通2時間半で行けることになります。
金沢駅は、目前となる新幹線開通に向けてまだまだ準備の真っ最中のよう。
この日はたまたま、観光案内所がマスコミ向けにお披露目されていたので覗いてました。
カウンターも広々
大きなクエスチョンマークがひと目でわかりますね。
案内のカウンターはかなり広々とした作りで、案内資料も充実している様子。
開通直後の混雑にも万全の体制です。
----15:00 遅めの昼食 ◆金沢の回転寿司
今回の旅にあたって、金沢出身の知り合いに地元のグルメ話を聞いてきたのですが、
中でも気になっていたのは「金沢の回転寿司を食べると東京の回転寿司が食べられなくなる!」という話。
お手ごろでいて、地物の新鮮なネタを提供してくれる金沢の回転寿司。
市内にたくさんある中でもおすすめの一軒「もりもり寿司」へ行ってみましょう。
もりもり寿司
おすすめを見てみると……
出ました!金沢と言えば有名なのが「のど黒」です。
迷うことなく即決、ボタンをポチ。
5点にぎりはのど黒・生梅貝・がすえび・白えび・ほたるいかの黒造り
ひと口食べて確信、回転寿司のレベルではない!
金沢の皆さんは手軽にこんな美味しい寿司を……。
「5点にぎり」は1,000円、「さば」は260円、「のど黒」は470円。
「かに汁」470円
メニューの写真に惹かれてさらに注文した「かに汁」。みそがたっぷり詰まって、味が出てます。
お隣には回らないタイプの「もりもり寿司」もあり、せっかくなのでこちらにもお邪魔します。
肉厚な鰤のあら汁つき
ネタは基本的に一緒なのだそう。こちらは「鰤のあら汁」もセットで2,160円。
----17:00 市場の朝は早い!なので終わりも早かった ◆近江町市場
駅からバスで5分としない距離で行ける“金沢市民の台所”近江町市場。
鮮魚、野菜果物など、金沢の新鮮な食材が並ぶ観光では外せない場所です。
先ほどの知り合いに聞いていたのは「夕方になると値切れることもある!」という噂。
海無し県山育ちの著者は魚の値切り方も知りませんが、胸を躍らせ少し遅めの時間に行ってみます。
……ん?
流れてはいませんでしたが、完全に“蛍の光窓の雪”です。
「夕方」とはもう少し早めの時間だったよう。残念。
明日の朝行くことにしましょう。
しかしまだ時間が早いのでどこかで時間をつぶさなければ。
◆新名所黒門小路
店じまいをする近江町市場から出ると
目と鼻の先に見えてきた「北陸ごちそう市場」の文字。
市バスのアナウンスで「金沢の新名所“黒門小路”のあるエムザ」と紹介されていたビルです。
黒門小路
金沢をはじめ、北陸の名産品が並ぶショップ「黒門小路」です。
お菓子やお酒、工芸品など伝統的なものから新しいちょっと変わったお土産まで揃っています。
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金箔輝くパイ菓子
ここではお土産に、金沢市出身で世界で活躍するパティシエ、辻口博啓さんの
「ル ミュゼ ドゥ アッシュ」でお菓子を購入。ここでは焼きたてがいただけます。
見つけたら買おうと思っていた「金沢の水」も発見。
1本180円
伝統工芸品「加賀手まり」をイメージしたデザインで、ちょっとしたお土産にも喜ばれそうです。
----19:00 次も来たいと思わせる店 ◆いたる本店
とにかくお刺身が美味しい店だということで行ってみました、居酒屋「いたる本店」。
にぎやかな声が聞こえてきます
ガラガラと戸を開けると威勢のいい声で迎えられ、ちょうど空いたカウンターの席に座ります。
店は満席。予約をしていなかったものの、運が良かったですね。
こちらはタライでいただくお造りが有名で、メニューには2人前3人前と載っています。
聞いてみると、可愛らしい1人前サイズのタライの用意もありました。
ではとりあえずお造りを。
梅貝の煮付け
つきだし。「あ、ここの煮物は美味しいぞ」とすぐにわかる味です。
タライのお造り(1人前)1,500円
来ました。海老もマグロも、タコでさえもとろけます。
冬のおすすめメニュー
今の時期のおススメを聞くと、「白子と牡蠣」とのこと。
あいにく白子と牡蠣が食べられない日本海ミスキャストな著者、さらに聞いてみたところ、
やはり鉄板、「のど黒が良く出ますね」とのこと。
昼にも頂きましたが、今度は焼いてもらいましょう。
「のど黒」2,000円
香ばしい音を立てています。
脂がよく乗った柔らかな身と、パリパリの皮がおろし大根とぴったり。
脂が苦手な著者も美味しくいただけるほど、全く嫌な脂を感じないのど黒でした。
デザートの「棒茶ブリュレ」を待っている間、板さんが腕を振るっているカウンターを眺めます。
お客さんを見渡しながら透き通るカツラ剥きを素早く仕上げていく板さんと、
同じ作業に黙々と取り組む若い板さんが並んでいます。
なぜか胸が熱くなった著者です。店のBGMはフランス語のシャンソン。
なんとも良い気分になってきます。
「棒茶ブリュレ」300円
「棒茶のブリュレ」も、たくさん頂いた後でも重くなく、程よい甘さ。お茶の香ばしさが利いています。
もう少し食べたかったのですが、満腹なので渋々店を後に。
今度金沢に来たらまた訪れたい場所ができました。
◆次回! グルメ旅 ~2日目 近江町市場とB級グルメを堪能!~篇