NTTドコモは10日、同社の「エリアメール」に対応した多言語対応防災アプリの試作バージョンを開発した。 「エリアメール」はNTTドコモが行う緊急速報メールの呼称で、国や地方公共団体が配信する災害・避難情報を回線混雑の影響を受けずに受信することができるというサービス。対象エリアにいる利用者に限定して無料で提供されている。 試作アプリでは、端末の言語設定に応じた5か国語(英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語)に対応し、受信メッセージの表示と音声ガイダンスの再生が行われる。メッセージの作成には気象庁も協力しており、同社は今後実用化に向けて開発を進めていく。