今回公開された動画は、『待ってたよ 北陸新幹線 富山県Ver.』というタイトル。富山県内の北陸新幹線沿線などの各地方において、「県民の悲願である北陸新幹線開業に対する喜び」や「首都圏等からのお客様への県民の歓迎の気持ち」を、県民が手振りなどを行う形で示す動画になっている。
約3000人が参加した撮影は、今年の1月から2月にかけて、富山県内の全15市町村の72箇所で行われ、世界遺産の五箇山合掌造り集落など沿線以外の観光地でも手を振る様子や、降雪の中でパネルを掲げて歓迎の喜びを伝える場面などが収められている。
映像は、富山県民が北陸新幹線の開業を心待ちにしていることがわかるインタビューで始まる。その後、北陸新幹線の試験走行を見ながら、沿線や県内諸地域で歓迎を表す県民の姿が次々と映し出される。最後は、「近くなった富山県に はよ来られ ゆっくりおられ(早く来てね、ゆっくりしていってね、の意)」という柔らかな印象の富山弁で締められている。
3月14日の北陸新幹線開業当日は、富山駅、黒部宇奈月温泉駅、新高岡駅の3つの新幹線駅で、開業を記念し来訪者を歓迎するイベントが開催される。映像は、これらの歓迎イベント等でも放映される予定。