パナソニックは「セキュリティショー2015」にて、「業務用SDカード」のラインアップを展示し、長時間・高画質の録画用途に向く、大容量128GBの製品を5月に発売することを明らかにした。 パナソニックが現在発売中の「業務用SDカード」ラインアップは、民生品と比べ約8~240倍の書き換え耐性を持ち、気温-25度から85度までの環境下で動作する、高い信頼性と耐久性を備えたSDメモリーカード。電源が急にオフになった際でもトラブルが起きにくい「電源遮断リカバリ―機能」を搭載している。 長時間の連続録画が行われる防犯カメラでの録画や、読み込み回数の多いカーナビ用地図データの保存、医療用内視鏡やベッドサイドモニターのデータ記録といった、信頼性が必須とされる環境で主に使用されている。 製品には民生品の約240倍という書き換え耐性を持つSLC NANDフラッシュメモリを採用したFX/EX/SCシリーズと、約8倍の書き換え耐性を持つMLC NANDフラッシュメモリを採用したGD/KCシリーズがある。 5月に発売されるのは、MLC NANDフラッシュメモリを採用した新シリーズ・UEシリーズの「RP-SDUE12AW0」。128GBの容量を持ち、SDXC規格、UHSスピードクラス3に対応しており、高速なリードライトが行える。高画質化が進み、データが巨大化する防犯カメラや業務用ドライブレコーダーなどの録画に向く。