MWC 2015に出展しているオペラ・ソフトウェアは、ブラウザアプリ「Opera Mini」の最新バージョンに搭載される機能をブースで紹介している。 今回、最新バージョンとして更新を予定しているのはAndroid用のOpera Miniブラウザアプリ。既にGoogle Playストアではbeta版が公開されているので、手元にAndroid端末があれば利用できる。 最新版ではホーム画面のデザインを変更。これまでタブでホーム画面と、お気に入りのサイト一覧がカスタマイズできるスピードダイヤルを一つの画面にまとめた。「ヘッドライン」機能にはニュースサイトの最新コンテンツが一覧で表示され、その内容は「ディスカバー設定」機能としてスポーツやビジネス、テクノロジーなどカテゴリーを任意に切り替えて登録ができるのが特徴だ。 ホーム画面のボトムにはデータ圧縮量の表示を追加。受信したデータのサイズが過去5日間のグラフで確認できるようになった。またダウンロードコンテンツの履歴が表示できるだけでなく、ダウンロード先のフォルダもユーザーが任意に選べるようになり、それぞれの操作手順を簡略化するなど、全般的な使い勝手を改善した点も特徴になる。 なお「Opera Mini」アプリについてはWindows Phone版もリリースが予定されている。Android版/iOS版と同じ機能を搭載するが、デザインが大きく異なっているところがポイントだ。 オペラが展開するiPad/iPhone向けのブラウザアプリ「Opera Coast」には動画ファイルの圧縮機能が加わる。これにより、オンライン動画の再生などもよりスムーズな視聴が可能になる。アップデートプログラムは月内の近いタイミングで提供されるそうだ。アプリ自体もAppStoreから無料でダウンロードが可能。 MWC 2015の会場ではオペラソフト・ウェアの20周年を祝うパーティーも盛大に開催された。オペラ・ソフトウェア社Head of PR & Communications AsiaのPeko Wan氏は、「これからもまたアプリによる新しい展開を発表できると思います。ぜひご期待ください」と語ってくれた。
オペラ、ブラウザアプリ「Opera」に搭載されるWeb Bluetoothリモコンなど新サービスを展示【MWC 2016 Vol.34】 2016年2月24日 オペラ・ソフトウェアは、スマホでのアプリ利用時にデータ通信…