LGはMWC 2015の本会期前となる3月1日にバルセロナ市内で記者会見を開催。VoLTE/LTE通話にも対応し、スタンドアロンで通話やメールの送受信ができる同社第4代目のスマートウォッチ「LG Watch Urbane LTE」を披露した。 会見の壇上にはLGエレクトロニクスUKのモバイルディビジョン長であるAndrew Coughlin氏が上がり、今年のMWCに出展するハイライト製品を紹介した。 スマートウォッチは2機種を発表。先行発表された「LG Watch Urbane」はAndroid Wearを搭載。「LG Watch Urbane LTE」はLGが新規に開発した独自OSを搭載した点にも注目が集まる。 スマートウォッチのチップセットはともに1.2GHzのクアルコムSnapdragon 400。ディスプレイはタッチパネル対応の1.3型円形Plastic-OLED。 本体には9軸(ジャイロ/加速度/コンパス)、気圧、心拍、GPSなどのセンサーを備え、音声認識機能による自動翻訳の機能を搭載している。 ボディのフレームにはステンレススチールが使われ、スピン加工を施した。カラーバリエーションはLTEがシルバー1色、Urbaneはシルバーとゴールドの2色。ともに上品なルックスに仕上げている。 LTEモデルは内蔵バッテリーの容量は700mAhとサイズアップを図り、スタンバイモードでの待機時間を延長している。本体の右側サイドには3つのボタンを配置。タッチパネルディスプレイによる操作と合わせて快適な操作性を実現した。Urbaneの内蔵バッテリーは410mAhで、シングルボタン仕様。 他にも1月にCESで発表された5.5インチの曲面有機ELディスプレイを搭載する「LG G Flex2」は、北米をはじめフランス、ドイツ、英国、香港、シンガポールの大手キャリアが取り扱い、MWC2015の開催後まもなく発売されることが明らかになった。 Android 5.0を搭載したミドルレンジのプレミアムAndroidスマートフォンとして、先に広報発表が行われた「LG Magna」「LG Spirit」「LG Leon」「LG Joy」も実機を公開。上位のMagnaとSpiritは柔らかい3000Rのカーブ形状、インセル型タッチパネルの採用によるスリムベゼルなど機能美を追求したシリーズとしてアピールする。
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