LINEは23日、同社子会社のLINE Payを通じ、大手EC決済プロバイダのイーコンテクストおよびベリトランスと、業務提携で基本合意したことを発表した。モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の加盟店拡大が目的だという。 イーコンテクストは、収納代行サービス/送金サービスとECサイト支援サービスを手掛ける企業。ベリトランスは、同じく決済情報処理サービス/収納代行サービス/情報セキュリティサービス/広告関連サービスを手掛ける企業だ。いずれもデジタルガレージグループの決済事業を担っている。 LINEを使ったモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」は、2014年12月16日にサービス開始。同19日よりECサイト・デジタルコンテンツ販売サイト・アプリ事業者などを対象に、加盟店の受付を開始している。サービス開始時よりコンビニ・Pay-easy経由での決済では、イーコンテクストのシステムを利用していた。 今回両社との連携を強化することで、両社のサービス・システムを導入済みの企業は、個別開発の必要が無くなり、より容易にLINE Payが導入可能となる見込みだ。