大和ハウス工業(ダイワハウス)は4日、水力発電事業への参入を発表した。すでに、電力小売全面自由化に向け、東芝子会社のシグマパワーホールディングスと坂本土木との合弁会社「DTS飛騨水力発電」を2014年12月22日に設立している。 DTS飛騨水力発電は、岐阜県飛騨市宮川町に水力発電所「(仮称)DTS飛騨水力発電所」を4月より建設。2017年11月から売電を開始する予定だ。発電所の出力は約2MWになり、年間予定発電量は12,060MWh。 全電力を20年間、大和ハウス工業が買取り、電力小売事業の電力として法人企業に電力販売する。総事業費は約28億円で、年間売電売上は約3.8億円になる見込みだ。 発電機は東芝製を使用。土木工事および「(仮称)DTS飛騨水力発電所」の運営管理については坂本土木が行う。
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