■「ガラホ」は過去にも発売されていた 今回発表された「AQUOS K」は、果たしてメーカーであるシャープ主導で開発したのか、それともKDDI側からの企画だったのか。筆者は後者だと考えるが、それにしても本当にユーザーニーズを把握しているのだろうか。 「AQUOS K」のコンセプトが、スマートフォンへの移行に足踏みする人々を意識したとしているが、じつはフィーチャーフォンの形状をしたAndroid端末は過去にauおよびソフトバンクモバイルから市販されている。共に2011年夏モデルとして登場したソフトバンクモバイルの「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」と、auの「AQUOS PHONE IS11SH」だ。いずれもシャープ製で、当時最新のAndroid OSであったAndroid 2.3を搭載。007SHは二つ折り形状で、Android OSの各機能を見事な限り端末の各ボタンからショートカットさせ、通話の発着信や、アドレス帳の呼び出し、発着信履歴の確認やリダイヤルなど、通話に関連した機能やメール操作等をフィーチャーフォンの操作に準じさせ、従来の二つ折り型フィーチャーフォンを使って来たユーザーにも違和感無く使えるよう、工夫していた。 auのIS11SHは、形状はスライドタイプであったが、007SH同様にフィーチャーフォン同様の操作ができるようになっていた。007SHは回転2軸式のディスプレイを回転させて畳めばタッチパネルを活かした通常のスマートフォンとしても使用できた。IS11SHも同様にタッチパネルを備えており、テンキー部分をスライドさせて引き出さなくても、そのままタッチパネルを使ってスマートフォンとして使用することができた。 当時から、これらの端末はフィーチャーフォンからスマートフォンへの乗り換えを躊躇していたユーザーに対し、スマートフォンへ移行してもらうステップとして、これまで使い慣れていたフィーチャーフォンの操作感覚で使ってもらえることがウリだったはずだが、大きなヒットにはならなかったように記憶している。その後の2011年冬モデルでも、ソフトバンクモバイルがスライドタイプのAQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」を追加、auもIS11SHの後継機と思われる「AQUOS PHONE IS14SH」を発売しているが、その後は後継機となる端末の登場には至っていないはずだ。
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