一方、NTTドコモのネットワークを利用するMVNO他社で格安端末とセットでSIMを販売しているところでは、韓国製、台湾製、中国製のスマホ端末が主体。端末価格を3万円前後に抑えることで、分割払いによる端末代を合わせても、毎月の通信料金は大手3事業者の利用料より安価に抑えられるように工夫されてきた。 つまり、mineoに課せられた課題は、そうしたMVNO他社に対抗できる安価なスマホ端末のラインアップであったといえた。そこに登場してきたのが、この「LUCE」(KCP01K)である。端末価格は33,600円、分割であれば1,400円×24カ月と、ようやく他のMVNOの格安スマホに対抗できる端末をラインアップしたのである。 音声通話をつけて、端末分割代金を合わせても、月額2,000円台の利用料からスマホを利用できるラインアップが登場したことになる。しかも、京セラ製の国産スマホということで、MVNO他社がラインアップする格安スマホの類に比べ、信頼性は高い。また、端末価格に対して、そのスペックは思いのほか充実、端末の質感もなかなかのものなのである。■片手操作で理想的サイズ&質実剛健な外装 LUCEを製造する京セラについても説明しておきたい。実は京セラはKDDIの筆頭株主でもある。このためか、京セラというとau向けの端末メーカーという印象が強い。auの前身となったDDIセルラー電話の創業時(1989年)から携帯電話端末を納入してきた老舗メーカーであるが、かつてNTTドコモにも端末を納入していた時期もあった。また、PHSに関しては現在国内で最大のシェアを誇る。 そして意外に知られていないのは、京セラは海外進出でも成功しているメーカーであるということ。とくに北米市場では、サムスン、アップル、LGエレクトロニクスに次いで、4位に位置している。スマホだけ見ても、国内よりも海外向けのほうが機種数も多いというほど、北米市場には力を入れている端末メーカーである。 今回、mineoのオリジナルスマホとしてデビューしたLUCEは、同じくau網を使ったMVNOであるUQ mobileが発売した京セラ製スマホ「KC-01」と兄弟機にあたるようだが、外装デザインは大きな違いがある。KC-01に限らず、昨今のスマホはカラフルなものも増えた一方で、端末外装のプラスチック感に安っぽさを感じるものばかりだ。
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