UQコミュニケーションズは15日、キャリアアグリゲーション(CA)導入によるWiMAX 2+対応周波数帯の拡張を発表した。2月12日より、周波数帯を現行の20MHzから40MHzに拡張する。 拡張を行ったエリアでは、キャリアアグリゲーション対応のデバイスを利用した場合、下り最大220Mbpsの超高速通信が可能となる。現行の下り最大110Mbps対応のWiMAX 2+デバイスにおいても、周波数帯が拡張することでより快適な通信が可能になる見込み。UQでは、CAや4×4MIMOの導入による通信高速化を「ヤ倍速」と命名し、今後の広告などでも訴求していく方針だ。 WiMAX 2+対応周波数帯の拡張は、栃木県真岡市より開始し、順次全国へ拡大するとのこと。16日より栃木県在住の人を対象に、CA技術による220Mbps対応のモバイルWi-Fiルーターが利用できるパイロットモニターを募集する。 なお、WiMAX 2+対応周波数帯の拡張を行ったエリアでは、WiMAXサービスの下り最大速度は、40Mbpsから13.3Mbpsに低下する。そのためUQでは、契約解除料・登録料・端末デバイス無料で、220Mbps WiMAX 2+対応デバイスに交換できるキャンペーン「WiMAX 2+史上最大のタダ替え大作戦」も実施中だ。