■端末本体の3Dデータ公開で「つくる自由」を促進 田中社長は、いま世界中に約800万人のHTMLの使い手がいるとしながら、「今後Firefox OSというプラットフォーム上で、世界規模でさまざまなアイデアが出てくる可能性が秘められている。先日は小学生がモジラ・ジャパン主催のハッカソンイベントに多数参加されたそうだが、小学生を含めて開発してくれる人がたくさんいることをとても頼もしく感じている。未来に開かれた可能性は無限大だ」と期待を寄せた。 もうひとつの「つくる自由」として、「Fx0」の発売後には本体の3Dプリンタ用データも公開を予定しているという。KDDIがWebサイト上に公開されるCADデータをダウンロードすると、ユーザーが3Dプリンタで取り外し可能な背面パネルを自作して、外観もカスタマイズができるようになっている。「Fx0」の通常版には表面に凹凸の模様が付いた背面パネルが付いてくるが、初期ロットは特別に模様のないプレーンな背面パネルの仕様になるという。外観を遊べる自由度の高さも、田中社長の強調するポイントだ。 今回の発表イベントに出席した、米Mozilla CorporationからCTOのアンドレアス・ガル氏は、「Firefoxブラウザの時もそうだったが、Firefox OSの世界はMozillaが単独で開発したものではなく、個人のデベロッパーや企業と一緒に築き上げてきたもの。たくさんのパートナーに支援を受けている。Mozillaはパートナー企業としっかりと手を取り合うことで、近接センサーやジャイロなどの技術をデベロッパーに開放していく努力を重ねてきた」とFirefoxの特長を説明した。 今後についてガル氏は、「かつてモバイルとWebの間には大きな隔たりがあったが、Firefox OSはそれを取り払うことができる。これからはHTML5やJava、CSSなどをベースにしたオープンな世界が広がっていくと信じている。デベロッパーの方々が自由にカスタマイズしながら、ユーザーに直感的な体験を提供できるプラットフォームだ」とコメント。田中社長と同様に大きな期待を口にしている。 新製品の説明後、田中社長に対して質疑応答と囲み取材が行われ、集まった取材陣からの質問に答えた。 AndroidでもiOSでもない、Firefox OSという一般には耳慣れないプラットフォームに挑戦した意図について訊ねられた田中社長は、「現在国内のスマートフォン端末の普及率はおよそ50%に達して、レイトマジョリティはまだいるものの、すでに折り返し地点を過ぎているとみている。何年も前にスマートフォンを購入したアーリーアダプタの方たちは、もしかすると既にスマートフォン自体に飽き始めていて、もっと新しい何かを希求しているように感じていた。そういう方たちのために、“自分だけの”個性や趣味性を楽しめるスマホをつくれないかと考えたことがきっかけだ」と分析を交えながらコメントした。 また「Firefox OSをベースにした今後のビジネスモデル」については、「あまり深く考えていない。auはデザインプロジェクトなど面白いことをやってきたブランドだが、そうしたファンに伝われば良いのではないかという“ノリ”だ」と笑顔で回答。だが、そこには次世代のモバイルビジネスを勝ち抜くためのしたたかな戦略が見え隠れしていた。
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