空き店舗の多さからネット上で“廃墟”と話題になっていた滋賀・守山のショッピングモール・ピエリ守山が17日、ついにリニューアルオープン。オープニングセレモニーが同日予定されていたが、悪天候で会場が変更されるという幸先の悪いスタートとなってしまった。 ピエリ守山は、2008年の開業当時は約200店舗のテナントを抱える県内最大級のショッピングモールと注目を集めていたが、店舗数は次第に減少。2013年にはなんと4店舗にまで落ち込み、ネット上で“廃墟”と揶揄されていた。 今回のリニューアルでは、「H&M」や「ZARA」といった外資系ファストブランドの大型店舗を核に、フットサルコートやアスレチック施設なども整備し、さらにキッズスペースを併設したフードコートも展開。リニューアルオープンのイメージキャラクターには、元AKB48でモデルの光宗薫を起用するなど準備は万端だった。 しかし、いよいよ明日がリニューアルオープン日という16日深夜、公式キャラクターのナズマ館長のTwitterにて、「オープニングセレモニーは、悪天候が予想されるために会場を館内に変更いたします」との発表がされた。さらに会場変更にともない、オープニングセレモニーに一般客が参加することは不可能になった。 リニューアルオープンの出鼻をくじくようなアクシデント。ネット上では、「しょっぱなからこれかよw」「伝説の始まりだな」「呪われてるな」と茶化す声が上がっている。 とはいってもネット上の声とは裏腹にオープン初日は大盛況だった様子。ナズマ館長はその後、「スゴい賑わいでR!ありがとう!ワシもさすがに疲れたゾ。嬉しい疲れだゾ」と楽しげにツイート。また、同じく公式キャラクターのアユもTwitterで「ピエリにいっぱいお客さまがいるわ~~!!」とたくさんの客が行き交う館内の写真をアップしている。 アクシデントを乗り越え、ひとまず初日は大成功をおさめたピエリ守山。ここから“脱・廃墟”なるか。