電通と電通子会社の電通テックは2日、デジタルテクノロジーを駆使したノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」を始動することを発表した。 電通は11月に「電通ロボット推進センター」を社内で立ち上げているが、「デジタレ」は、これに続く、新たなコミュニケーション・コンテンツ開発プロジェクトだ。具体的な第1弾タレントは、エーラボおよびナチュラルエイトと共同開発した、タレントのマツコ・デラックスをモデルにした等身大アンドロイドタレント「マツコロイド」となる。 「マツコロイド」は、大阪大学の石黒浩教授(エーラボ技術顧問)の監修のもと開発されており、頭からつま先まで、マツコ本人の全身を型取りし、表情やしぐさ、癖なども研究した上でリアルに再現したという。 今後「マツコロイド」は、アンドロイドタレントとしてデビューした後、番組出演、イベントやCMでの出演など多方面での活動を精力的に行う予定とのこと。