ニューヨーク市の教育局は、市内の1,800校にてChromebookおよびGoogle Apps for Educationを採用したと発表。市内の学校に通う約100万人の児童生徒が、Chromebookにアクセスできる環境が整うことになる。
教育局の最高情報責任者(CIO)ハル・フリードランダー(Hal Friedlander)氏はChromebookとGoogle Apps for Educationの採用について、教員からの要望があったと説明。教育局はChromebookを手ごろな価格で、扱いやすい学習オプションと評価し、Chromebookが局の技術的水準などをクリアしていたため、採用となった。
Google Apps for Educationの採用については、すでに多くの学校が独自に導入していたこと、Google Appsの利用にあたり特別な技術が必要ないこと、そして学校が必要とする用途に合わせてカスタマイズできる点が採用理由だった。フリードランダー氏は、Google Appsの利用にあたり教員研修を行う必要もなく、管理面からも負担が少なかったことが魅力だったと解説する。