30日のGoogle Atmosphere Tokyo 2014でローンチされた「Chromebox for meetings」は、Googleハングアウトを利用した企業向けのテレビ会議システムだ。
特徴は、最大15拠点・端末を同時に結ぶテレビ会議を簡単に立ち上げることができる点だろう。記者発表会で同製品の詳細説明とデモを行ったグーグル セールスエンジニア 泉篤彦氏は、Chromebox for meetings(以下Chromebox)を使えば、ハングアウトのビデオ会議に、PCやモバイルデバイス以外にも、会社の会議室のモニタやリビングのテレビなどで会議に参加できるとした。
Google Apps、カレンダー、Driveなど、Googleアカウントに紐づいたサービスとの親和性が高いため、すでにこれらのサービスを業務利用している企業は、比較的安価に会社用のテレビ会議システムが構築でき、マルチデバイスにも対応するという点で、導入メリットがだせるのではないだろうか。
《中尾真二》