アイドルユニットのバニラビーンズは、Winkのアルバムに収録予定であった幻の楽曲を完成させたシングル『有頂天ガール』を、11月11日にリリースする。 この未発表曲は、80-90年代に活躍した二人組アイドル、Winkのサードアルバム『Twin Memories(1989.12.1発売)』に向けて、作曲家の故・井上大輔氏が書き下ろしたもので、当時、歌詞がレコーディングまでに間に合わずアルバムへの収録が見送られた。 25年ぶりに陽の目を見るきっかけとなったのは、バニラビーンズ、レナのラジオ出演だった。 作曲家としてラッツ&スターの『ランナウェイ』、『め組のひと』などの作曲も手がけていた井上氏。ラジオ番組でラッツ&スターの『め組みのひと』を歌ったのをきっかけに井上氏の作品にはまったレナ、井上氏が80年代当時にWinkへ書き下ろした楽曲がある事を知ると、この作品を世に出そうとスタッフに対して猛アプローチを仕掛けたという。 幻の曲だった作品は、25年を経て『有頂天ガール』と新たに詞とタイトルがつけられて完成。Winkが活躍した80-90年代のキラキラしたサウンドを踏襲し、当時を彷彿させるレトロな衣装とともに、今の時代を元気づける応援ソングに生まれ変わった。 レナは「井上大輔さんの楽曲を私たちのオリジナル曲として歌わせて頂けることに感謝しながら、今回の楽曲のテーマとなっている応援歌が一人でも多くの人の背中を押す楽曲になればと思います!」と新曲への意気込みをコメントしている。