長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の噴火を受け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)で緊急観測を実施。噴火により発生した窪みや降灰堆積の様子を捉えた画像を30日、公式サイト上で公開した。 噴火後の29日に観測した画像とともに、噴火前の8月に観測した画像を公開。2つの画像を比較し、29日に観測した画像では、噴火前には無かった長さ210メートル、幅70メートルほどの窪みができている様子を捉えており、「これは、今回新たに形成された噴出口(火孔)と思われます」としている。