IDC Japanは25日、国内データセンターネットワーク機器市場の2013年の実績と予測を発表した。これによると、2013年の国内データセンターネットワーク機器市場は、前年比成長率12.4%で、739億8,200万円に達した。 この調査は、データセンターに導入されたイーサネットスイッチ、ADC(Application Delivery Controller)、WAN最適化、InfiniBandを対象としたもの。2013年の同市場は、モバイルインターネットサービスのデータセンターインフラの新設、増設需要に加えて、イーサネットスイッチにおける10Gビットイーサネットの導入が著しく進展し、2012年に続き拡大傾向が続いていることが明らかとなった。 ベンダー別では、シスコシステムズが、2013年も40%以上のシェアを確保。とくに、データセンター向けイーサネットスイッチ市場では、約66%という高いシェアを有している。そのほかでは、ブロケード コミュニケーションズ システムズなど、データセンター向け市場に注力しているイーサネットスイッチベンダーが大きく成長している。 市場は、短期的にも長期的にも堅調に成長を続け、2013年~2018年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は、6.4%とIDCでは予測している。
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