LGエレクトロニクスは、IFA2014のブースにAndroid Wear搭載のスマートウォッチ“第2弾”となる「LG G Watch R」を展示。来場者から熱い視線が注がれた。 本機の特徴は、サークル形状の1.3インチ、320×320画素の有機ELを採用してルックスや身につけたときのフィールをよりアナログ時計に近づけたこと。筐体には強靱なメタル素材が採用されており、IP67の防水・防塵にも対応している。リストバンドは本体から着脱ができる。商品の初期状態としてはブラックのレザー製リストバンドが付いてくるが、色違いのものやファブリック素材のバリエーションなど、会場では着こなしも提案していた。背面には心拍センサーも内蔵されている。バッテリーは410mAhと、初代G Watchとほぼ変わらない容量だ。 身につけてみるとやはり角型ディスプレイのモデルや、リストバンドが樹脂製のモデルよりも時計としての質感が高く、感覚としてしっくりとくる。重さもある程度あるので、男性のユーザーにとっては本格的な手応えが得られるスマートウォッチと言えそうだ。反対に女性向けにはまた違ったバリエーションもぜひ検討して欲しいところだ。 Androidスマートフォンは現行のフラグシップラインである「G3」をベースに、スタイラスを付属した5.5インチの「G3 Stylus」や、ベライゾン向けの端末「G3 Vista」、5.0インチのHDディスプレイ仕様とした「G3 S」など様々なバリエーションが一堂に紹介されている。 子供用の腕時計型ウェアラブル端末となる「KizON」も出展されている。3G通信機能が内蔵されており、本体中央のボタンを長押しすると、登録されている親の携帯電話に通話して、本体内蔵のマイクで連絡が取れる。GPSで取得した位置情報も親のスマートフォンに送られるので、子供の居場所が地図アプリ上で確認できる見守り機能も特徴としている。
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