ソフトバンクモバイルは29日、「LTE-Advanced」の技術である「キャリアアグリゲーション」(CA)への対応を発表した。 ソフトバンクグループのWireless City Planningが、「SoftBank 4G」(AXGP)ネットワークにおいてCAを9月以降に導入する。「SoftBank 4G LTE」(FDD-LTE)については、2015年以降にCAを開始し、下り最大187.5Mbpsの高速化を実現する予定。 ソフトバンクモバイルではこれにあわせて、CAに対応し下り最大165MbpsとなるモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi SoftBank 303ZT」(ZTE製)、法人向けのモバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi SoftBank 304ZT」(ZTE製)を9月下旬以降に発売する。 CAは、複数の周波数帯を効率的に利用して同時に通信することで、最大で165Mbpsの通信速度を実現する技術。データを分散して送受信することにより、通信の高速化を実現している。