記者発表会にはシャープから代表取締役社長の高橋興三氏が駆け、「シャープはスマートフォン事業の核となる通信技術を重要な要素として位置づけている。モバイル端末だけでなく、白物家電との連携や自動車のインフォテインメントなど、インフラも含めて広範なアプリケーションに高速通信技術が関わっている。当分野で重要なポジションを築くためには日本だけでなくアメリカでの挑戦が不可欠。今回ソフトバンクとスプリントと組んで、一緒に米国市場で戦えることで胸が高鳴っている」とコメント。狭額ベゼルやハイクオリティなサウンドに関わるシャープの技術を結集したAQUOS CRYSTALが、日米両国で多くのユーザーのコミュニケーションライフを支えていくことを期待していると述べた。 ソフトバンクの田原氏は、AQUOS CRYSTALの発売に合わせてアプリ定額取り放題サービスの「App Pass」を展開することも発表。当サービスのプラットフォームも米スプリントとの共同開発によるもので、互いがビジネスの主戦場とする日米地域のスマートフォンユーザーに高付加価値なアプリサービスを提供するために展開が始まる。 AQUOS CRYSTALには専用アプリの「App Pass」がプリインストールされ、「ソフトバンクの4Gスマートフォンにもファームウェア更新で提供を広げていく予定(ソフトバンク・スタッフ)」だ。月額利用料金370円を支払えば、ゲームやビジネス系、エンターテインメント系など様々なアプリが利用できる。支払いはキャリア課金で対応。 利用者には毎月500円分の「App Passチケット」がプレゼントされ、アプリ内課金で提供されるゲームのオプションなどに利用ができる。フリーチケット分の500円は月単位でリフレッシュされ、使わなかった場合の繰り越しはできない仕組み。500円を超過した利用料金はキャリア課金で支払いができる。 田原氏は「製品開発だけでなくサービスのプラットフォームについても、今後スプリントとのシナジーをさらに加速させる」と意気込んだ。
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