CMは2013年の夏キャンペーンのために作られたもので、75チャンネルのサービスが2か月間無料となるプランをおなじみのキャラクター「ざっくぅ」(ZAQ)を使ったシンプルなものだが、その完成度の高さから、審査員からは「うまい作りをしている」との講評を得ることができ準グランプリの受賞となった。
受賞のコメントやCM制作の意図・効果などをジュピターテレコム プロモーション本部長 櫻井俊一氏に聞いてみた。
――まず、受賞できたポイントはどこだと思いますか?
櫻井氏:みなさんにCMの良さを認めていただき名誉な賞を非常にありがたく思っています。ポイントですが、「ざっくぅ」(ZAQ)のキャラクターを生かし、サイレント基調にするため、うるさくならないように伝えるメッセージを、2ヵ月無料と工事費無料に絞ったところがよかったのだと思います。
――企画や制作は難しくありませんでしたか。
櫻井氏:そうですね、当初はこの方針に反対意見もでましたが、幸い、番組供給のパートナーさんにもご理解いただき、2ヵ月間の無料キャンペーンが実施できたことも大きかったと思います。CM制作そのものでは、間の取り方や説明とのバランスを考えたりが大変でした。
――その効果はありましたか?
櫻井氏:はい。「入りたくなる」篇は、関西、九州、北海道地区で流したCMですが、認知率は80%を超えました。また、各地域のコールセンターへの加入問い合わせの連絡が軒並み140%(前年比)となりました。
――次はどんなCMを考えていますか。
櫻井氏:秋に向けてはスマートテレビのCMを作っていきます。第3弾となるCMですが、やはりどんな印象付けをするか考えているところです。
なお、同準グランプリには、チラシ部門から須高ケーブルテレビの「すべての小学校、中学校の運動会と音楽会を放送します!」も選ばれている。