ジャストシステムは11日、「ベネッセコーポレーションの個人情報漏洩の件に対する当社の対応につきまして」と題するリリースを公開した。 それによると、同社は5月に文献社から257万3,068件のデータを購入し、これを利用して6月にダイレクトメールを発送したという。同社はデータ購入に関する適正性について記載しながらも、社内調査によって最終的にはデータの出所が明らかになっていない状況で契約に至って購入していたことが判明致したとして、企業としての道義的責任から2014年5月に文献社より入手した全データを削除することにしたという。データのも使用も7月9日から中止しているという。 なお、ベネッセコーポレーションから流出した情報であると認識したうえでデータを利用したという事実は一切ないとしている。