NHKは18日、2016年大河ドラマ『真田丸』の主人公・真田信繁(幸村)役に、堺雅人が決定したと発表した。堺の大河ドラマ出演は、『篤姫』(2008年)に続き、3度目。 堺は真田信繁について、49年の生涯のうち、さいごの1年間に人生の輝きのほとんどが集中しているイメージをもっているという。「『真田幸村』としてこれだけ有名な人物にもかかわらず、大坂城攻防戦以外の、大部分の時間が歴史にうもれていている。逆にいえば、それだけ想像の余地がある。その空白の時間を三谷幸喜(脚本)さんがどう描くのか、どんな新しい人物像がうまれるのか、たのしみ」。 制作統括の屋敷陽太郎は、大河ドラマの『真田丸』は、小説や講談などで有名な「真田十勇士」の活躍を描くものではない、とする。「戦国時代を実際に生きた『真田信繁』を中心とした、人間味豊かな物語を三谷さんが紡ぐ。堺さんが“生きる”信繁を見たいのは、スタッフだけでなく、視聴者の皆さんも同じだと強く感じる」とコメント。 大河ドラマ『真田丸』の放送は2016年1月より全50回の予定。