原田産業のブースではカナダ EXFO製のネットワークテスターやスペクトルアナライザ測定器が多数展示されていた。そのうち5月に発売さればかりという100Gbps対応のテスターが目を惹いた。 FTB-2 Proは100Gbpsのテストモジュール(FTB-88100NGE/FTB-88100G)に対応するポータブルな光ネットワークテスターのプラットフォームだ。重さは本体のみで3.4kg、テストモジュールなど挿入すると約5kgと少し重たいが、100Gbps対応のテスターとしては持ち運びできるという点で特徴がある。ポータブルなためバッテリー駆動も可能だ。 面白いのはプラットフォーム本体はクアッドコアのWindows 8端末となっており、タッチパネルとなった画面でWindows 8を操作して必要なテストモジュールアプリを起動するようになっている。会場では、オプションの光端面検査プローブも取り付けられていた。 説明員によれば、主なターゲットは通信事業者だが、40Gbpsを飛ばして10Gbpsからいっきに100Gbpsになるユーザーが増えており、今後100Gbps関連の製品や測定器なども増えてくるだろうとした。