日本初の民間月面探査チーム「ハクト」などを運営するispace(東京都港区)は3日、ゴキブリ捕獲器から抜け出せなくなったゴキブリが月を目指して飛び立つという映像を動画共有サイトで公開した。 ハクトは、Googleによる国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」に参戦する日本唯一のチームで、2015年末までにロボットでの月面探査を目指す団体。この映像についてハクトは、「我々の取り組みやビジョンをゴキブリで表現した」と話す。 「6(む)4(し)」の語呂合わせで制定されたという6月4日の「虫の日」。「ゴキブリは、世界に生息する総数1兆5千億匹弱、約3億年前の古生代石炭紀から地球上に生き続ける『生きている化石』ともいわれている。ゴキブリは人間界で嫌われる虫だが、月への想いは“宇宙一”といえる。ハクトの宇宙への想いも同じ」と語っていた。※ハクトは2013年7月にホワイトレーベルスペースからチーム名を変更。
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