サムスンは2日(現地時間)、OSにTizen OSを採用したスマートフォン「Smasung Z」を発表した。第三四半期(7~9月)にまずロシアで販売するとしている。Tizen OS搭載の商用スマートフォンは世界初となる。 サムスンはTizen OSを積極的に推進している企業のひとつ。2月のMWC 2014でも、Tizen OS搭載のスマートウォッチ「Gear 2」「Gear 2 Neo」が発表され注目を集めていた。 「Smasung Z」は、ディスプレイが4.8インチのSuper AMOLED(1,280×720ピクセル)、プロセッサには2.3GHzのクアッドコア、メモリ2GB、ストレージ16GBを搭載。カメラは800万画素/210万画素で、ハイエンドとミドルエンドの中間のようなスペックとなっている。 また、ネットワークはLTEにも対応しており、新興国というよりは先進国をターゲットにしていると思われる。 機能的には指紋センサー、心拍センサーを搭載。健康管理ツール「S Health」もプリインストールされている。本体サイズは高さ138.2mm×幅69.8mm×奥行8.5mm、重量は136g。背面はスキン調で色はブラックとゴールドの2色を用意している。
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