米アップルは現地時間28日、音楽配信のビーツ・ミュージックと、音響機器メーカーのビーツ・エレクトロニクスの買収について、2社と合意したと発表した。これにともない、ビーツの共同創業者のジミー・アイオヴィーンとドクター・ドレはアップル入りする。買収総額は30億ドル。 アイオヴィーンは「ビートの創立は、文化と技術とを融合するアップルの能力に刺激されたものだ」と語る。すでにアイオヴィーンはアップル、iTunesに長年協力してきている。 またビーツの“b”ブランドは、登場から5年で、高級ヘッドフォン市場で確固たる位置を占めた。レディー・ガガやニッキー・ミナージュらがビーツのヘッドフォンやスピーカーの愛用者だ。ファッション・デザイナーやストリート・アーティストらにもユーザーは多い。セリーナ・ウィリアムズやネイマールといったスポーツ選手も、練習や試合にビーツを携帯しているという。 買収作業は第4四半期(10~12月)に完了する見込み。
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