KDDIと沖縄セルラーは8日、LTEの次世代高速通信規格LTE-Advancedの技術である「キャリアアグリゲーション」と「WiMAX 2+」の2つの次世代通信ネットワークへの対応を開始した。同日発表の夏モデルスマートフォン/タブレットより対応を開始する。 「キャリアアグリゲーション」は、複数の周波数帯で同時にLTEのデータ通信を可能とする技術。それぞれの周波数で受信したデータを足し合わせることで、最大で150Mbpsの通信速度を実現できる。一方「WiMAX 2+」は、UQコミュニケーションズによる受信最大110Mbpsの超高速通信サービスとなっている。 対応するauスマホでは、利用環境に応じて、ネットワークが自動的に選択される。これにより高速通信が可能とのこと。具体的な対応機種は、isai FL LGL24、Xperia ZL2 SOL25、GALAXY S5 SCL23(ソフトアップデート<5月下旬予定>が必要)、AQUOS SERIE SHL25、URBANO L03、Xperia Z2 Tablet SOT21の2014年夏モデル8機種(「TORQUE」「ASUS MeMO Pad 8」除く)。 「WiMAX 2+」は、インターネット接続サービス「LTE NET」「LTE NET for DATA」を契約することで無料利用できる。