米マイクロソフトは2日(現地時間)、デベロッパー向けのカンファレンス「Build 2014」において、OEMやODMパートナー向けに、9インチ未満のスマートフォンやタブレットに対するWindows OSのライセンスを無償で提供すると発表した。 マイクロソフトはWindowsを、競争の激しい低価格セグメントのスマートフォン、タブレット、PCに展開したい考えだ。マイクロソフトはハードウェアパートナーに対し、Windowsと合わせ、「Office 365」の1年間利用権も無償で提供する。 ライセンスの無償化とWindows 8.1のアップデートにより、たとえば1GB RAMと16GBハードディスク搭載のノートブックといった、低価格マシンの商品化が簡単になる、とマイクロソフトは期待する。