総務省は4月2日、「クラウドサービス提供における情報セキュリティ対策ガイドライン」を公表した。 クラウドサービス利用の進展状況等に対応するため、クラウドサービス提供事業者が留意するべき情報セキュリティ対策を策定した。 このガイドラインでは、「クラウド利用者とクラウド事業者の間の役割と責任の分担」「ICTサプライチェーンを構成するクラウド事業者と供給者間の役割と責任の分担」にともなって発生する様々な問題に焦点を当てている。 また、クラウド事業者が、クラウド利用者との接点において対応すべき実務は、「クラウド利用者による統制を確保するための実務」「技術的実装の選択」「クラウドサービス運用にあたってのコンプライアンスの確保」「クラウド利用者とのコミュニケーションにおける実務」「認証取得、インシデント対応、監査等にあたっての利用者ごとの資産・証跡の特定」の5つから構成されると定義。それぞれについての指針を作成している。 ガイドラインは78ページのPDFファイルで、総務省サイトより閲覧・ダウンロードが可能。
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