調査・マーケティング会社のイード(東京都新宿区)は、中国地方5県の大学・高校78ヵ所、観光・レジャー・ショッピング施設39ヵ所、駅・空港10ヵ所の計127ヵ所において、携帯電話主要3キャリアの最新スマートフォンにおける通信速度の実測調査を実施した。 今回の調査で、iPhoneの下り平均速度が最速だったのはNTTドコモの24.0Mbpsだった。ドコモiPhone は全127ヵ所中、52ヵ所で下り最速を記録した。auは43ヵ所、ソフトバンクは32ヵ所で最速を記録している。上り平均速度はソフトバンク iPhone が最速(8.8Mbps)となっている。 Android端末の下り平均速度の比較では、ドコモのXperia Z1fが全127ヵ所中67ヵ所で1位を記録。ドコモは31.0Mbpsと3キャリアの中で唯一30Mbpsを超えた。auは23.5Mbps、ソフトバンクが20.9Mbpsとなった。上り平均速度ではソフトバンクが9.0Mbpsで最速となっている。 大学・高校(78ヵ所)での測定結果は、iPhoneの下り平均速度ではドコモが20.7Mbpsでとなった。Android端末でも27.6Mbpsでドコモが最速となっている。上り平均速度では iPhone、Android端末ともにソフトバンクが1位となった。 観光・レジャー・ショッピング施設(39ヵ所)での測定結果は、iPhoneの下り平均速度はドコモが29.8Mbpsで最速となった。Android端末ではドコモが下り平均速度36.9Mbpsを記録して最速。測定地点39ヵ所中28ヵ所で1位となっている。ドコモAndroid端末は「ゆめタウン出雲(78.9Mbps)」(島根県出雲市)、「アルパーク(74.4Mbps)」(広島県広島市)、「コカ・コーラウエストスポーツパーク(71.7Mbps)」(鳥取県鳥取市)の3ヵ所で下り平均速度が70Mbpsを超えており、観光・レジャー・ショッピング施設に強い結果となった。上り平均速度では iPhone、Android端末ともにドコモが1位となった。 県別に見ると、下り平均速度は全ての県で iPhone、Androidともドコモが1位となった。上り平均速度はソフトバンクがiPhoneで4県、Androidで3県において1位となって優位を示した。鳥取県でau iPhone、山口、広島でドコモAndroidが1位となっている。中国スマートフォン速度実測調査●調査対象:携帯主要3キャリアのスマートフォン6機種NTTドコモ:iPhone 5c、Xperia Z1fKDDI(au):iPhone 5c、Xperia Z1ソフトバンクモバイル:iPhone 5c、AQUOS PHONE Xx●調査期間:2月14日(金)~19日(水)●利用データ:スマートフォン向けスピード測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」の計測データ●対象エリア:中国5県それぞれの主要な大学・高校、駅・空港、観光・レジャー・ショッピング施設など127ヵ所●対象通信方式:LTE、3G●調査手法:「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用し、各地点で全端末同時に3回速度を測定し、その平均値を算出。測定箇所は施設入り口付近(大学の場合、正門付近もしくは食堂付近、高校の場合は正門付近)
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