米Google(グーグル)は、従来の100倍の速度をもつインターネット、「Google Fiber」の導入について、全米34都市の自治体と検討を開始する。19日にGoogleが明らかにした。 「Google Fiber」はGoogleが独自に光ファイバー網を構築して提供する、最高速度1Gbpsというブロードバンドサービス。カンザスシティ(カンザス、ミズーリの両州)で2012年に提供が始まった。現在はカンザスシティに加え、オースティン、プローボの3都市圏で提供している。 ユーザーの高速なインターネットへの要望は高まる一方だ。ここ数年、「ギガビット」インターネットが現実のもになりつつあり、アメリカ各地で自治体がネットの速度向上を行政の課題にしている。 多くの自治体が、高速インターネットは、生活に革新をもたらし、経済を成長させ、教育を向上させると期待している。ポートランドやナッシュビルなど、高速インターネットを経済成長計画の柱としている自治体もある。2020年までにすべての学校がギガビットのアクセスを導入すべきである、と宣言したサンアントニオのジュリアン・カストロ市長の例(2013年6月)もある。 今回Googleは、9つの大都市圏・計34の自治体とGoogle Fiberの導入の検討を開始、年末までに、導入都市を選定する。
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